未来の展望
環境に、人に、未来にやさしくあるために。
今できること、やるべきことに取り組み続けます。
3R対策
2015年に国際連合加盟国で合意された「SDGs持続可能な開発目標」を
基に国が進める「3R政策」実現に向けた取り組みを推し進めて参ります。
Recycle(リサイクル)
- 資源のリサイクルと再利用は、廃棄物となるはずの材料を収集し、それを分解して新たに有用な物品に再製するプロセスです。
Reuse(再利用)
- 使用可能な物品を必要としている人々に提供する。
- 供給業者に包装材料の回収と再利用を要求する。
Reduce(削減)
- プロセスの制御を改善し、廃棄物を減らす。
- 外部調達材の少ない製品を購入して廃棄物の量を減らす。
- 代替可能な材料の製品を選択する。
- 使い捨て具の使用を減らす。
バイオプラスチック
| バイオプラスチック | バイオデグレードプラスチック | |
|---|---|---|
| 製造材料 | バイオプラスチックは、植物、微生物などの生物資源を使用して製造されたプラスチックです。 | バイオデグレードプラスチックは、自然環境で微生物によって分解されるプラスチックで、原材料には澱粉、乳酸ポリマー(PLA)、ポリヒドロキシアルカノート(PHA)などが含まれます。 |
| 可再生性 | 通常、澱粉や乳酸ポリマー(PLA)などの再生可能な資源から得られます。 | これらのプラスチックは通常、生分解性の原材料から得られ、より優れた生態持続可能性を持っています。 |
| 特性 | バイオプラスチックは、生体高分子または生体共重合体である場合があり、従来の石油系プラスチックに類似しています。必ずしも生分解性の特性を持っていないため、一部は生分解性である場合もありますが、分解が難しいものもあります。 | 適切な条件下で、バイオデグレードプラスチックは自然に水、二酸化炭素、有機物に分解されます。 |
| 環境影響 | バイオプラスチックの製造プロセスは通常、地球環境への悪影響を軽減することができますが、必ずしも生分解性の特性を持っていないことに留意が必要です。 | この種のプラスチックは生態持続可能性が向上しており、適切な環境で自然に分解されるため、環境への持続的な影響が減少します。 |
全体的に言えば、バイオプラスチックは材料の生物起源を強調しており、一方でバイオデグレードプラスチックは自然環境での分解性質に焦点を当てています。一部のバイオプラスチックは生分解性の性質を持っていますが、全てのバイオプラスチックがこの特性を持っているわけではありません。
未来の展望
環境素材バイオマス・プラスチックは、環境対策の重要な素材として位置づけられています。
なぜ生物資源を選択するのですか?
化石資源の持続的な使用により、地球温暖化が進んでいます。世界中の国々はこの危機に気づき、2015年には持続可能な社会を実現するためのアジェンダである「SDGs」を制定しました。その中で、効果的な対策の一つは再生可能な有機資源、すなわち「バイオマス」を活用することです。
化石資源の使用は大気中の二酸化炭素を増加させるだけでなく、地球温暖化も引き起こします。しかし、成長過程で二酸化炭素を吸収する「バイオマス」を利用することで、実質的には稼働中の温室効果ガス(二酸化炭素)を増加させない「炭素中和」メカニズムを実現できます。これにより、地球温暖化を防ぐことができます。
「炭素中和」の概念は、バイオマス中の炭素が本来、植物が成長する過程で光合成によって体内に固定されるものであり、したがって、バイオマスを燃焼して発生する二酸化炭素も成長過程で吸収された分であるため、実質的には稼働中の二酸化炭素を増加させないという考え方です。
利家のおススメ
LEECHIAは植物原料のバイオマス素材を推奨
稲、小麦、玉蜀黍は世界三大穀物で世界各地で農作物として大規模に栽培され、主食として利用されています。
それら穀物で不要になった籾殻や麦藁などの植物原料をポリプロピレンに配合した環境にやさしいバイオマス樹脂です。
植物原料のバイオマス樹脂は「一般社団法人日本有機資源協会」に準じた環境保全に配慮した商品です。

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